EXPO2025年大阪・関西万博のブラジル館では、ブラジルの自然、文化、経済的な豊かさを強調して紹介しています

ブラジル貿易投資振興庁(ApexBrasil)が運営するEXPO 2025大阪・関西万博のブラジル館は、2つの展示棟で構成されています。同館のテーマは「持続可能性を受け入れ、人生を謳歌する」です。 第2展示棟の最期の展示室には、ブラジル館のスタンプが設置されています。そこでは、ブラジルに関する様々なメッセージがLEDを使ってスクリーンに映し出されます。ブラジル館の監修を手掛けた舞台美術家のビア・レッサ氏によると、来館者はまず第1展示棟でアート作品に触れ、第2展示棟の「パランゴロモ・ルーム」を通って、最後の展示室でブラジルの情報を体験できるように設計されています。 同映像展示では8色のリボンにあわせ、日本語・英語・ポルトガル語で多様なメッセージが紹介されています。 たとえば、「ブラジルの森林面積は世界第2位である」、「セラードは地球上でも特に生物多様性に富んだサバンナ地帯で、多くの固有種が生息している」といった、ブラジルの雄大な自然に関する情報が映し出されています。また、「日本で消費される鶏肉の60%もブラジルで生産されている」、「エンブレラエル S.A.は、世界第3位の民間航空機メーカーで、150席以下のジェット機では最大のメーカーである」など、日本とブラジルの産業的な結びつきにも焦点を当てています。